SPECIAL
味兵衛のこだわり
明石の昼網(ひるあみ)とは
富なエサを食べ、複雑で速い潮流に揉まれ、脂のりが良く身が締まった美味しい魚で明石鯛や明石だこなど年間約100種類もの魚が水揚げされ、それらの魚は「まえもん」や「昼網」と呼ばれています。
漁師たちは魚を傷つけずに獲り、生きたまま港まで運んでもらいそして、漁協では魚のストレスをほぐす活け越しをはじめ、活け締め、血抜き、神経抜きなど長年培われた「明石浦〆(じめ)」と呼ばれる伝統の技によって、新鮮なまま届けられます。 明石浦〆を行うことにより、すぐに死後硬直するのを防ぎ、新鮮なままの状態を保つことができます。
セリで落とされた魚は、その日の内にお店に並ぶことから、「昼網」と呼ばれ、販売されています。
そんなこだわりぬかれ、鮮度抜群なので、どこにも負けない美味しさが提供できるのです。
神戸牛とは
肉質は、赤身の中に脂肪がきめ細かく入り、鮮やかで美しい「サシ」(いわゆる「霜降り」と呼ばれる)となります。熱を加えると「サシ」が溶けてその回りの赤身をときほぐし、柔らかく舌触りをよくします。
神戸ビーフの「サシ」の融点は人肌で溶けだすほど低いため、くどさがなくその特有の芳醇な香りが口の中いっぱいに広がり、味にまろやかさとコクを生み出します。でもなぜ、そんな高品質な肉質なのか?
神戸牛になるには厳しい審査基準があり、但馬牛の中でもその基準を満たした牛肉だけが「神戸牛」に認定されるのです。 そう、すべての但馬牛が「神戸牛」になるわけではありません。 審査基準は厳しく、肉質、脂質ともに優秀なものだけが神戸牛になるのです。厳しいチェックを通りぬいたお肉だからこそ【世界三大和牛の1つ】と呼ばれるゆえんなのです。
兵庫県の日本酒の特徴
兵庫県は、清酒の生産量が全国1位の日本最大の酒処。
兵庫の日本酒は、地域によって様々ではありますが、力強くコクとキレがありながらも飲みやすい辛口の多いのが特徴です。
旨い酒を生み出す
3条件がそろった兵庫県
その1
酒造りの原料となる「水」。兵庫県には各地に名水があり、名水どころが銘酒どころとして名を馳せています。なかでも灘の「宮水」は近畿では珍しい中硬水の水質で、酒造りに適した特徴があります。
その2
伝統を継承続ける「杜氏」
兵庫の酒の決定者が「杜氏」
日本四大杜氏
兵庫の丹波杜氏、兵庫の但馬杜氏
岩手の南部杜氏、新潟の越後杜氏
日本を代表する丹波杜氏、但馬杜氏を有する兵庫県。「杜氏」の持つ磨き抜かれた伝統の技が、兵庫の銘酒を生み出しています。
その3
酒米王国といわれる兵庫県。
酒米の王者「兵庫県産山田錦」を有し、これを原料に造られる兵庫県の酒は、香り高い極上の特徴ある酒が生み出されています。
兵庫五国
県内だけでもさまざまな味わいが楽しめる兵庫県
「兵庫五国」と呼ばれる兵庫県は、地域ごとの特色ある日本酒造りが盛んです。
日本酒のふるさと「播磨」
約1300年前に編纂された「播磨国風土記」に日本で初めて麹を使って日本酒を造ったと言われていて、現代の日本酒の製造方法は、播磨にその起源を見ることができます。
日本最大の酒造地帯「灘五郷」
酒造りに適した酒米・水・技に恵まれ、寒造りに最適な六甲おろしが吹き、現在も日本最大の清酒生産量を誇る酒造地帯として栄えています。
清酒発祥の地「伊丹」
戦国武将・山中鹿之助幸盛の子とされる新六幸元が1600年頃清酒の醸造法を確立したとされています。
日本四大杜氏を有する「丹波・但馬」
酒造りの最高責任者、杜氏。
日本に数ある杜氏集団のなかでも、「丹波杜氏」「但馬杜氏」は日本四大杜氏のひとつとも言われ、現在に至るまで銘酒を醸す技術を継承しています。
気候や風土などが異なることから、地域や蔵元によって味や飲み口はさまざま。
兵庫県内の酒を飲み比べるだけでも、辛口・甘口・味の濃淡など、多くの味を楽しむことができ、是非、各地の銘酒を味わってみてください
ソースの香りが食欲をそそる
「そばめし」
そばめしとは、ソース焼きそばを細かく刻みご飯と混ぜ炒めた料理で、神戸発祥のB級グルメ。神戸市内にある食堂で、利用客が「焼きそばに自分の持っているご飯を一緒に入れて欲しい」と希望したことがきっかけとなり、誕生しました。
また、個性的な名前の神戸B級グルメ「ぼっかけ」
甘辛い味付けがたまらない「ぼっかけ」
ぼっかけは、神戸市長田区が発祥のグルメ。
牛すじをこんにゃくなどの具材とともに甘辛く煮た料理でユニークな名前は「ぶっかけ」から転じたといわれています。
また、兵庫県内各地のバラエティ豊かなB級グルメが揃っている神戸は、ご当地ならではのメニューを味わいたい方におすすめのエリアです。
神戸観光をしながら、気になるB級グルメを楽しんでみてはいかがでしょうか?